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2020/10/12
失敗から学ぶ理想のキッチンの作り方| オーダーキッチンの企画・販売、施工の株式会社コリーナ
こんにちは!コリーナのスタッフです!
週末は台風であいにくの天気でしたね。
台風前は肌寒いほどでしたのに、今日は打って変わって暑いくらいです💦
寒暖差で体調を崩されませんよう、お気を付けください<m(__)m>
さて今日は、「失敗から学ぶ理想のキッチンの作り方」についてお話させていただこうと思います。
新築の住まい♪
お料理好きな方なら、キッチンが絶対失敗したくないですよね。(他のところも失敗したくないですが)
「使いやすいキッチンにしたい♪」「おしゃれなキッチンにしたい♪」
夢はふくらみます。
ですが、キッチンは最も実用性が重要とされる場所。
間取りをきちんと考えなくてはいけない場所でもあります。
今日は、よくある失敗例をあげつつ、賢く理想のキッチンをつくる方法をご紹介します。
▼目次
・よくあるキッチンに対する不満
・キッチンの失敗例
・理想のキッチンをつくるためのポイント
・まとめ
よくあるキッチンに対する不満
キッチンが狭い
よくある、よく聞く不満です。
調理の際には、食材を冷蔵庫やストッカーから出したり、お皿を食器棚から出したりと、あちこち動き回ることになります。
そのため、十分な広さを確保しないと、動きにくいキッチンになってしまいます。
狭いキッチンは、使いにくいキッチンにもつながります。
作業スペースが小さすぎて調理しにくかったり、調理中に家族がキッチンに入ると動きにくくなったりすることもあります。
収納が少ない
収納については、キッチンの収納力と食器棚などの収納力とが問題です。
キッチンはストックするものが多いのが特徴で、日々いろいろな食品が持ち込まれます。
また、鍋などの調理器具や食器類も多いので、家の中でも収納場所を多めに確保することがポイントになります。
寒い!暑い!
キッチンが寒い、暑いといった不満も少なくありません。
戸建て住宅の場合は、キッチンがある方角によっては冬場足元がとても冷えることがあります。
逆に夏場はキッチンに窓がないと、ガスコンロの火でキッチンが非常に暑くなってしまうこともあります。
掃除がしづらい
掃除がしにくいという不満もよくあります。
キッチンは換気扇やガスコンロなど、汚れがつきやすいものが多い場所です。
シンクなどの水回りも、毎日掃除しないと汚れが蓄積しやすいところです。
人気カウンターキッチンなどはリビングからキッチンが見えるのできれいにしておきたいところですが、毎日使うところでもあるので、そのたびに掃除するのは面倒だという声も…
キッチンの失敗例
対面式キッチンでの失敗
壁付けのキッチンではなく対面式キッチンにしたら、部屋が狭くなってしまったというケースがあります。
対面式キッチンは、実は壁付けキッチンよりもスペースが必要です。
家族の顔が見えるキッチンなので近年は特に人気がありますが、十分なスペースを確保できないと逆に使いにくくなってしまうことがあります。
ワークトップと身長との失敗
シンクやワークトップなどの高さが自分の身長に合わなかったという失敗も少なくありません。
キッチンカウンターの高さは1種類ではなく、使う人の身長に合わせて選べるようになっています。
一般的に、『身長÷2+5cm』が理想のカウンターの高さだといわれています。
これを知らずにキッチンを選んでしまうと、ストレスを感じながら調理しなくてはならなくなります。
ワークトップとシンクとの失敗
シンクを大きくしたら、作業をするワークトップが小さくなってしまって調理しにくいという例もよく聞きます。
キッチンスペースは限られているので、シンクを大きくしてしまうとそのぶんワークトップを小さくせざるをえません。
また、シンク横に後付けの食洗機を置いて作業スペースが狭くなってしまった…という例もあります。
ワークトップは食材をカットするだけでなく、食材を一時置きしたり、できあがった料理を置いたりもするので狭いと調理に非常に不便です。
作業動線の失敗
作業動線を考えて設計しなかったために、冷蔵庫やコンロの場所が悪く、調理しにくいキッチンになってしまったという例もあります。
冷蔵庫から食材を出して、シンクで洗い、ワークトップで切って、コンロで調理する、という一連の流れがスムーズにできないと、料理がとても面倒です。
家族と一緒にキッチンに立ちたいと思っていたのに、複数人で使うには狭すぎたというケースもあります。
理想のキッチンをつくるためのポイント
キッチンづくりを成功させるには、いくつか重要なポイントがあります。
まず、キッチンを作る際に忘れてはならないのが、使いやすさです。せっかく家を建てるならなら、使いやすいキッチンの間取りを考えることが大事です。
ライフスタイルを考える
キッチンにたつ頻度は、いつキッチンにたつのか、1人で料理するのか家族と料理するのか、など今までのライフスタイルを振り返って細かく考えましょう。それが失敗しないキッチン作りのヒントになります。
ワークトライアングルを考える
先日のブログにも書きましたが、キッチンのレイアウトを考える上で良く使われる「ワークトライアングル」というものがあります。
冷蔵庫など貯蔵する場所、シンクやワークトップなど下ごしらえをする場所、コンロなど調理する場所の3つの場所を、もっとも効率的に結ぶという考え方です。
ワークトライアングルでは、3点はそれぞれ120cm以上離れていることが、スムーズに調理を行う上で大事だとされています。
全体としては、3つの場所を結んでできる三角形の辺が合計で400~500cmに収まるようにすると、快適に作業できるといわれています。
ただし、この間隔はあくまで1人で調理することを前提とした計算なので、家族でキッチンに立つ場合にはもう少し広いほうが動きやすいでしょう。
また、調理の際に動きやすくするために、通路幅は90cmは確保しておきたいものです。これよりも通路が狭いと、調理しているときに家族がキッチンにスムーズに出入りできません。
キッチンでは作業スペースのバランスが大事なので、実際の使い方をイメージしてから設計するとよいでしょう。
収納を考える
収納を多めに作るのもキッチンづくりを成功させるための大きなポイントです。
収納は後からプラスすることはなかなか難しいので、最初から収納をきちんと確保することが大切です。
キッチンは家の中でもごく狭い場所なので、限られたスペースをいかに上手に使うかがポイントになります。
たとえば、シンクの上の空間を活かしてつり戸棚を設置したり、シンク下に収納をしっかり確保したりして、空間を上手に活用します。
食材のストックを保管する場所としては、スペースが取れるならパントリーが便利です。
そこまで空間に余裕がない場合には、床下収納という方法もあります。
お手入れを考える
掃除がしにくいという点については、できるだけ自分で掃除をしなくてよいキッチンにすることが重要です。
たとえば、シンクとカウンターの隙間をなくすことで、汚れを溜まりにくくなります。
特殊コーティングで汚れにくくしたワークトップや、一体成形の排水カゴなどは、掃除が楽でとても便利です。
掃除のしにくさで悩む人が多いレンジフードも、フィルターとファンを自動洗浄するものや、汚れを自動で集める機能がついたものなどが出ています。
こうした便利な機能がある設備を使えば、掃除のストレスはかなり軽減されるでしょう。
ただし、そういった機能を追加すれば料金も追加になることは忘れないようにしましょう…
まとめ
料理好きの人が家を新築するなら、キッチンにこだわりたいという人はたくさんいます。
ただし、キッチンは実用的な場所であることも忘れてはなりません。
狭いスペースにたくさんの物が集まり、あちこち動き回ることが想定されているスペースですから、収納や作業動線をしっかり考えて快適に使えるよう工夫することが大事です。
既成品のキッチンでは不満が出てくることもあるかもしれません。
そんな時はコリーナにご相談ください!
オーダーキッチンはもちろんのこと、「お家を建てる」ことに対しても皆さんのお悩み・ご相談に乗ることが出来ます。
作ってから後悔することがないように、一緒によくよく考えて理想のキッチンを作りましょう。
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