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2023/06/14
キッチンに吊り戸棚をつける?つけない?
こんにちは!コリーナスタッフです。
曇り空の毎日、梅雨明けが待ち遠しいですね。
さて、食材や調味料、食器など、多くのモノがあふれるキッチンでは収納が不足しがち。
そんなときに検討したいのが吊戸棚です。
収納力を増やしてくれる一方で、使い勝手が悪くモノの出し入れが大変だったり、モノが落ちてくる危険性があったりと、デメリットに不安を感じている人も多いのでは?
ここでは、キッチンの吊戸棚の必要性や選ぶ際のポイント、吊戸棚が使いやすくなるアイデアなどを解説!
吊戸棚を設置するかどうか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼目次
・まとめ
キッチンの吊戸棚の必要性とは?
そもそも吊戸棚とは、壁の上部や天井に直接取り付けられている収納棚のこと。
キッチンでは、シンクや作業台の上部といったデッドスペースを活用して設置されています。
高い位置にあるため、「まったく活用していない」「しまいっぱなしで、あまり開けた記憶がない」という人も少なくないですよね。
吊戸棚が必要かどうかは、それぞれの家庭のライフスタイルや家族構成、環境などによって変わってくるため一概には言えません。
例えば、他に十分な収納ペースを確保できるのであれば必要ないかもしれませんし、「収納スペースがない」「子どもの手の届かないところに刃物や割れ物を置きたい」という家庭は設置したほうがよいでしょう。
施工事例:H様邸 キッチン他リフォーム工事235(愛知県長久手市)
吊戸棚のメリット・デメリット
自分の家に必要かどうかを見極めるためにも、まずは吊戸棚を設置するメリットとデメリットを把握しておきたいですね。
メリット
なんといっても、収納量が増えることが最大のメリット!
使用頻度の低い調理器具や食器、缶詰などの食品のストックを収納するのに有効なスペースと言えます。
また小さな子どもがいる場合、包丁やキッチンばさみ、重たい土鍋、割れやすい食器など、子どもにとって危険な調理器具を手の届かない場所にしまうことが可能に。
お菓子を置いておけば、おやつの食べ過ぎを防ぐこともできますよ。
デメリット
高い位置にあるため、モノを出し入れする際に踏み台を使わければ届かない可能性も…。
そうなると、面倒に感じて有効活用できず、デッドスペースになってしまいます。
また、あまり重たいものを収納すると落ちてくる危険があるので注意しましょう。
対面式キッチンの場合、圧迫感を感じる恐れがあるのもデメリット
開放感がなくなってキッチンが狭く感じてしまったり、暗く感じたりするケースもあります。
いる?いらない?チェックしておきたい3つのポイント
では、我が家には吊戸棚は必要なのか、不要なのか…?
設置する前にチェックしておきたいポイントを紹介します!
ポイント1:吊戸棚以外の収納スペース
手持ちの調理器具や食器などが、キャビネットや食器棚に収まるかどうかがポイント。
食器棚やパントリーなどがなく、収納量が足りないようであれば、吊戸棚を設置するのがベターと言えます。
ポイント2:料理器具や道具、食器などの量
家族の人数や来客の有無、料理を頻繁にするかどうかなど、家庭によって収納するモノの量は異なります。
量が多いようであれば、吊戸棚を設置するのも一つの手です。
ただ、何年も使用していないものがある場合、それらを処分すれば吊戸棚が不要になる場合もありますよ。
ポイント3:調理スタイルや動線も考慮
対面キッチンの場合、吊戸棚を設置することで作業に集中できる、リビングダイニングからの視線を遮る、という効果もあります。
「落ち着いて調理がしたい」「来客のことも考えて、キッチンの中があまり見えないようにしたい」という人は吊戸棚を付けると良いかもしれませんね。
反対に、「調理中も家族と会話したい」「開放的でオープンなキッチンにしたい」という人は、吊戸棚のないキッチンがおすすめです。
施工事例:I様邸 キッチンリフォーム工事230(愛知県日進市)
吊戸棚を使いこなすためのアイデア
吊戸棚をより使いやすくするアイデアをご紹介します!
昇降式の吊戸棚にする
収納力は確保したいけれど、出し入れがしにくく不便というデメリットは気になるところですよね。
そんな人は、昇降式の吊戸棚を検討してみてはいかがでしょうか?
電動もしくは手動で戸棚の上げ下げができ、電動であればボタン一つで手が届く高さまで戸棚がおりてきます。
さらに収納棚としてだけでなく、食器類の保管に便利な水切り機能がついたタイプや、食洗機・乾燥機の機能がついたタイプなどもあります。
ケースやボックスを活用する
吊戸棚の中に、直に小物を置いたり、バラバラに置いたりしてしまうと、奥のモノが取り出しにくくなってしまいますよね…。
効率的に使うためには、ラックやボックスなどの収納グッズを活用してみましょう。
特に手の届きにくい高さには、取っ手付きの収納ボックスが取り出しやすくておすすめです。
また中身がわかる透明のケースやボックスを使う、ラベルを貼るなどすれば、中身を確認しなくても何が入っているかわかるので便利ですよ。
オープンタイプの吊戸棚
吊戸棚は扉があるものが一般的ですが、あえて扉なしのオープンなスタイルもおすすめです。中身が分かりやすく、ディスプレイにもなるのでちょっとおしゃれな雰囲気になります。かごや収納ボックスと組み合わせると、隠す収納もでき、出し入れも簡単です。
まとめ
キッチンのデッドスペースを有効活用できる吊戸棚は、とても便利な収納方法です。
必要かどうかは家庭によって異なるため、正解はありません。
キッチンに吊戸棚を設置するかどうかを迷っている人は、ぜひこの記事を参考に「我が家に吊戸棚は必要なのか?」をじっくり考えてみてくださいね。
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