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2023/10/11
IHコンロとガスコンロ、どっちがいいの?
こんにちは!コリーナスタッフです。
いよいよ食材の豊富な秋がやってきましたね。
この季節のお料理を、たっぷり楽しみましょう。
さて、リフォームを考える際に「ガスコンロとIHクッキングヒーター、どっちがいいの?」とお悩みの方も、多くいらっしゃるでしょう。
どちらを選ぶべきなのかは、オール電化を希望するならIH、料理が好きで昔ながらの使い勝手が良いという方はガスコンロ、といったように利用する環境や好みによって変わってきます。
今回は、ガスコンロ、IHクッキングヒーターそれぞれの特徴をご紹介していきます。
それぞれのポイントから比較してご購入の参考にしてください。
▼目次
・まとめ
ガスコンロとは?
以前から使われていて馴染みのある調理器具といえば、ガスコンロです。最近はゴトクが簡単に外せてお手入れできるなど、便利な機能がついて、安全性が高くなったものもたくさん販売されています。
施工事例:vol.236 T様邸 キッチンリフォーム工事 名古屋市千種区
ガスコンロのメリット
火力を自由に調節できる
2口でも3口コンロでも同時に強い火が出せるのは、IHにはない強みです。
フライパンをコンロから遠ざけ、振ってかき混ぜる動作ができ、まんべんなく食材に味を行きわたらせることができます。
程よい焦付きを出すなどアレンジが効くので、料理にこだわりを持つ方にはおすすめです。
調理器具を選ばない
ガスコンロの場合は、ほとんどの調理器具(フライパンや鍋など)に対応しています。新しい調理器具を購入する際にコンロに対応しているかどうかを確認する手間が省けます。
停電時でも使用可能
自然災害などで停電してしまった場合でも、ガスの供給が止まっていなければ、普段通り使うことができます。(※一部を除く)
また、都市ガスではなく、LPガス(プロパンガス)なら、安全を確認できれば停電や自然災害が起きても利用できます。
施工事例:vol.225 新築キッチン取付工事 愛知県名古屋市
ガスコンロのデメリット
火を扱うため危険
火が発生するため、まわりに燃えやすいものがあって火災になったり、ガス漏れが起きてしまったりする可能性もあり、安全に取り扱うには注意が必要です。
しかし、最近では安全装置が付いているガスコンロがほとんどで、もし消し忘れがあったとしても自動で消してくれます。安心して使えるようになっていますね!
夏場は暑い
火を使うことで、どうしてもまわりの空気が熱くなってしまいます。
換気扇を回していても、キッチンにはかなり熱がこもってしまいます。逆に、冬場は暖かくて快適とも考えられます。
夏や冬は両方訪れるものなので良し悪しもありますが、キッチンの時間を過ごしやすくするためにいかに工夫していくかが大事なのかもしれません。
お手入れが大変
IHは天板がフラットなので、料理をしている時に汚れてしまっても、サッと一拭きするだけできれいな状態を維持できます。しかし、ガスコンロの場合は天板の表面に凹凸があるため、しっかりとお手入れするにはどうしても時間が掛かってしまいます。
特に、ゴトクは焦げ付いたりすることがあるので、汚れを落とすことが大変です。
IHクッキングヒーターとは?
IHクッキングヒーターとは、電磁調理器のことを言います。
IHの中には磁力を発生させるコイルがあり、電気を流すことで熱が発生する仕組みです。
火を直接使わないのでガスコンロより安全性が高い器具ですが、正しい使い方をしていないと火災や怪我のリスクもあります。
施工事例:vol.219 新築キッチン取付工事 愛知県日進市
揚げ物をする時は注意を
IHクッキングヒーターは素早く高温に温度を上げられる特徴があります。
揚げ物をする場合に通常の加熱ボタンを押してしまうと、油が自然発火する温度まで上昇してしまいます。
そのため、揚げ物をする場合は必ず揚げ物専用の機能やボタンを使いましょう。
また必要な油の量が決められているので説明書をしっかりと確認しておきましょう。
汚れ防止カバーは敷かない
料理をする時に掃除の手間を省くために汚れ防止カバーを敷くという方もいるかもしれません。しかし鍋底とプレートが直接接しない状況になるため、鍋底の温度を正確に検知できず、温度がどんどん上がってしまい発火の原因となることもあるそう。
メーカーからは、汚れ防止カバーの使用は控えるように注意されてもいます。そもそも、汚れてもお手入れが簡単なのがIHクッキングヒーターの魅力ですから、汚れ防止カバーの利用は避けたほうがいいでしょう。
施工事例:vol.193 新築キッチン・洗面工事 名古屋市北区
IHクッキングヒーターのメリット
安全性が高い
磁力線の働きで鍋そのものを加熱するため、調理中に火が発生しません。そのため、衣類やふきんなどに火が燃え移る心配が少なく、安心して使える点が魅力です。
また、火を使わないことは、温室効果ガス(二酸化炭素や窒素酸化物)の抑制にもつながり、室内の空気をきれいに保つ効果も期待できます。
さらに、コンロから調理器具をはなすと自動的に加熱がストップする仕組みによって、消し忘れによる空焚きなどのリスクも軽減できます。
ガスコンロに比べて安全性が高いことは、IHクッキングヒーターの大きなメリットと言えるでしょう。
お手入れがラク
ガスコンロのような凹凸がない形状なので、吹きこぼれや油はねした場合、ふきんで拭くだけで簡単にお掃除ができます。清潔な状態をキープできるので、普段から来客が多い、忙しくてお掃除の時間がない、小さなお子さんがいて雑菌が気になるなどのお悩みを持つご家庭におすすめです。
省エネ性が高い
IHコンロの火力は弱いという印象を持たれがちですが、実は熱の伝わり方が非常に早くすぐに強火にできます。
また液晶パネルで操作ができ、火加減のコントロールがしやすく余分な熱を出さないことから省エネにつながります。
IHクッキングヒーターのデメリット
火加減が難しい
IHは電力を使える容量が決められているので、コンロの火力が強くしすぎると、ブレーカーが落ちてしまうことがあります。素材を均一に加熱できる反面、表面だけ焼いたり、炙ったりということができないので直火を使用する料理には不向きです。
炒め物など強い火力で一気に仕上げる料理あまり向いていません。ガスコンロと同じような火力で料理をしてしまうと天板が焦げてしまうことがあります。
「茹でる」や「煮る」という料理をする場合は問題ありませんが、焼く、炒める時には注意が必要かもしれません。
調理器具に制限がある
フライバンや鍋などの調理器具は、IHに対応したものでないと使えません。
以前ガスコンロで使っていた場合は、IHに対応したものに買い替えないといけないこともあります。
使用できる素材としては、鉄やステンレスはOKですが、銅やアルミといったものは使えないなど制限があります。
停電時には使用できない
電気を使用するため、停電時に使用できません。お住まいの地域にもよりますが、地震や台風の時に停電してしまう場合は、慎重に検討したいですね。
一時的な災害時の停電には、カセット式コンロが一つあると安心です。
まとめ
IHコンロとガスコントには、それぞれメリットとデメリットがありますので「絶対にこっちがおすすめ!」とは言いがたいもの。デメリットと言われることも、購入前に知っておけば納得して導入できます。
キッチンのリフォームの際は、ご自身のライフスタイルに合うタイプを選ぶようにしましょう。
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