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2023/10/25
海外製食洗機と国内製食洗機はどう違う?特徴を知って導入を
こんにちは!コリーナスタッフです。
そろそろ10月も後半に。
寒くなると、鍋料理や煮込み料理がおいしくなりますね。
さて、新築やリフォームでキッチンを新しくするなら、より便利なキッチンにしたいもの。そのために欠かせない設備が、「食洗機」です。
食洗機には、国内製と海外製があります。以前は珍しかった海外製食洗機も、最近では広く普及してきて、お客様の方からリクエストをいただくこともしばしば。
そこで今回は、国内製食洗機と海外製食洗機の違いについて、ご紹介します!
▼目次
・まとめ
キッチンの食洗機は国内製と海外製がある
食洗機は、家事が時短できるだけでなく、手洗いよりも節水になることから、9割以上のキッチンで導入されています。
でも、新築やリフォームをきっかけに初めて使う方も多く、メーカーの種類や機能の違いなどはよく分からないというお声もよくいただきます。
国内製の食洗機メーカーには、パナソニック、リンナイ、三菱などがあります。一般的なシステムキッチンには、だいたい国内製食洗機が組み込まれています。
一方、海外製の食洗機メーカーには、ミーレ、ボッシュ、AEG(アーエーゲー)、ガゲナウなどがあります。有名なものは、ミーレ、ボッシュなどでしょうか。
海外製の食洗機は、オーダーキッチンやシステムキッチンの上位グレードのみで展開されてきましたが、その利便性の高さから人気が高まり、一般的なシステムキッチンでの導入事例も増えています。
施工事例:vol.234 O様邸 キッチン・洗面他リフォーム工事 愛知県名古屋市
国内製食洗機の特徴は
まず、国内製食洗機の特徴についてお伝えします。
引き出し式が主流
国内製の食洗機は、ほとんどが引き出し式です。
フロントオープンタイプは、これまでリンナイでのみ取り扱っていましたが、2023年12月、Panasonicからフロントオープンタイプが発売されるとリリースが出ています。
引き出し式の食洗機は、腰をかがめずに食器を出し入れできるのが魅力。負担なく使えるのは嬉しいポイントです。
ただし、引き出し式で物足りなく感じるのは、食器の容量です。深さのある「深型」タイプでも、調理器具や大家族分の食器を入れるほどのサイズではありません。
乾燥機能が標準搭載
日本では、食洗機より先に洗った食器を乾かす「食器乾燥機」が先に普及した歴史があるためか、国内製の食洗機は乾燥機能が標準搭載されています。食器洗いから乾燥まで一台ですみ、食器を吹き上げる手間がかかりません。
ただし、和食器の裏に乾燥しきれない水分が残ることもあります。
どのシステムキッチンにも組み込めるサイズ
標準的なシステムキッチンの高さは、85センチ。80センチや90センチ、95センチも選べますが、一般的な身長の方なら85センチを選ぶことが多いでしょう。
国内製の食洗機は、これらの高さに問題なく組み込めます。海外製食洗機は、フロントオープン式で高さがあるため、80センチや85センチのキッチンには対応していないこともありますが、国内製ならその心配はありません。
海外製食洗機の特徴は
それでは、海外製食洗機の特徴を見ていきましょう。
大容量のフロントオープン式
海外製食洗機では、扉が手前に大きく開くフロントオープン式です。扉を開けると、2段〜3段の大きなカゴがあり、カゴをスライドさせて食器を出し入れします。キッチンの天板下のスペースが全て食洗機になるので、容量がとても大きいのが特徴です。食器だけでなくフライパンなど調理器具も入れられて、キッチンの片付けが楽になる点が魅力です。
洗浄力が高く予洗い不要
国内製の食洗機では、食器についた油汚れはある程度水で落として、食洗機に入れる「予洗い」の過程が欠かせません。しかし、高温のお湯で洗う海外製の食洗機は、予洗いをしなくてもきれいに洗えます。
予洗いする水がいない分、節水につながる上、時短にも。食器を食洗機にセットするだけなので、誰でも簡単に食器洗いができますね。
乾燥は余熱を活用
海外製の食洗機には、ヒーターによる乾燥機能がついていません。乾燥には、食器を洗う高温のお湯の余熱を活用します。余熱乾燥といっても、洗い上がり時に気になるほど水滴がつくわけではないので、心配はいりません。
ヒーター乾燥には電気を多く使いますが、余熱乾燥なら省エネ性も高まります。
施工事例:vol.12 新築キッチン・洗面工事 愛知県碧南市
国内製か海外製か迷ったら?
国内製にも海外製にも、それぞれのメリットやデメリットがあるため、どちらを選ぶか迷うケースもあるでしょう。そんな時には、次のような視点から選んでみましょう。
家族人数や食洗機の使用頻度で選ぶ
家族の人数が多い、ホームパーティーが多いなど、使用する食器の数が多いライフスタイルなら、大容量の海外製食洗機がおすすめです。お鍋やフライパンも入れられて、予洗いも不要なので、手間なく食器洗いを済ませることができます。
初期コストとランニングコストで選ぶ
設置時のコストは、国内製の食洗機の方がリーズナブルな機種が揃っています。海外製食洗機は、ラグジュアリーな機種も多いので、一般的には高めの傾向。しかし、ボッシュなどリーズナブルなメーカーの機種を選ぶと、それほど大きな差は生まれません。
また、海外製食洗機は省エネ性も高いので、ランニングコストを下げられるメリットもあります。
海外製食洗機が気になるけれど、コストがネックになって迷う方は、ぜひ一度ショールームへお越しください。
システムキッチンのサイズで選ぶ
国内のキッチンメーカーのシステムキッチンを導入予定の場合、海外製食洗機に対応しているところはそれほど多くはありません。キッチンをすでに決めている場合は、国内製食洗機の方がスムーズに設置できるでしょう。
海外製食洗機を無理なく設置したい場合は、オーダーキッチンも選択肢のひとつです。天板の高さが標準の85センチでも、問題なく海外製食洗機を入れられます。
施工事例:vol.89 新築キッチン・洗面工事 名古屋市緑区
まとめ
キッチンをより使いやすくしてくれる食洗機。国内製と海外製、それぞれの特徴を知っておくと、ライフスタイルにあったものを選びやすくなります。
海外製食洗機が気になった方は、ぜひお気軽にショールームへお越しください。
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