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2024/02/06
リフォームとリノベーション
こんにちは！コリーナスタッフです。
お住まいの築年数がある程度経過してくると、どうしても壁紙の『くすみ』や床の『色褪せ』などが目立ってきて、「そろそろリフォームしたいなぁ･･･」と思われる事もあるでしょう。
テレビやInstagramなどで憧れのリビングのイメージが膨らんで、「よし。リフォーム会社へ相談しよう！」となる訳ですが･･･
今回はそんな時に少し考えておいた方が良いと思われる事をまとめてみます。
▼目次
・まとめ
リフォームとリノベーションの違い
リフォームとリノベーションって、どう違うのですか？」
しばしばこの質問をされるお客様がいらっしゃいます。
答えは・・・「明確な違いはありません」です。
「リノベーション」というワードは、おおよそ20年～25年前あたりから出てきたワードで、その当時は「大型リフォーム」や「全面リフォーム」＝「リノベーション」という理解でした。
それから時が経ち、現在では一般的にも「リノベーション」というワードも浸透してきたように感じます。
最近では私ども建築業界の人間の理解も少しずつ変化してきて、
「機能や意匠の回復」＝「リフォーム」
「住まい方や暮らし方を変化させる」＝「リノベーション」
というような使い分けをするようになってきました。
施工事例：vol.232 キッチン・洗面リフォーム工事 愛知県東海市
リフォームで出来る事
リフォームで出来る事については、一般的によく知られるような「壁紙や床の貼り替え」や「キッチンや浴室の取替え」などの工事を始め、大規模に「増築」や「耐震補強」などの工事もあります。
リフォーム工事は先程も書いたように、規模の大小ではなく、「古くなった所を新しくする」という事が多いです。
浴室やキッチンなどの水廻りについては、新しい機器を導入する事で、掃除が楽になったり、より快適に過ごす事ができるようになります。
壁のクロスなどはそれほど費用を掛けずに貼り替える事が出来ますし、床のイメージチェンジも今の床材の上から薄いフローリングを貼る事も出来ます。
壁の『くすみ』や床の『色褪せ』だけが本当のお悩みであれば、それで充分でしょう。
しかし、最近はお客様とのお打合せで、意外なお悩みをお聞かせ頂く事が増えてきました。
例えば、『リビングが何となく寒い』とか、『外の音が気になる』‥など。
これらのお悩みは先程書いたような『表層の模様替え』では決して解決しません。
壁や床、熱の損失が大きい『窓』などに断熱改修を加えれば、驚くほど居心地が変わります。
床暖房などを導入すれば、『別の家に生まれ変わる』と言っても過言ではありません。
ここまで施工すれば、規模は小さくとも『リノベーション』ですね。
まとめ
リフォームやリノベーションをお考えになる時、当然ご予算も大切ですが、最も大切な事は『何が一番困っているか？』『今後何が必要になるのか？』などをご家族で明確にしておく事だと思います。
『息子さんや娘さんが独立されて、夫婦二人暮らしになる』とか、『お孫さんの誕生で年末年始に泊まりに来る』とか、『ご両親を引き取って介護が始まる』とか、生活パターンや暮らし方の変化する時に住宅改修をお考えになるケースが最も多いです。
介護が必要な方を受け入れるのに、トイレに手すりを付けるだけで良いでしょうか？
お孫さんが遊びに来る家にする為には、どうすれば良いでしょうか？
正解はお客様によって違います。信頼のおける業者と、膝を突き合わせてじっくりとお話をされる事で、自分たちが気付いていなかった大切な事が見えてくる事もあります。
皆様のご参考になれば幸いです。
お客様の声：008 H様 リノベーション
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